2018年11月11日

俳句日記 (429)


踏ん張れるか稀勢の里

 11日、今年の締めの大相撲九州場所が始まる。八場所連続休場で進退が問われていた横綱稀勢の里は、9月秋場所で10勝して何とか面目を保った。今期は巡業中から好調で、自身も「優勝」を目標に据えるなど、大分高揚してきた様子がうかがえた。
 これは九州場所は面白くなると思っていたところが、第一人者の横綱白鵬が右膝手術の回復遅れを理由に休場を発表した。それを追い掛けて、横綱鶴竜も右足首の不具合とかで休場するという。なんと稀勢が「一人横綱」の晴れ舞台に立つことになってしまった。
 これが稀勢の里にどう影響するか。常識的にはビッグチャンスということになろう。二枚看板が外れたとなれば、後は大関豪栄道、栃ノ心、関脇逸ノ城、御嶽海が相手で、それ以下に取りこぼしが無ければ悠悠優勝という図式が描ける。
 しかし、これが却ってプレッシャーになりはしないか。「最大のチャンスが巡って来た」と思った途端に、緊張してしまうのではないか。稀勢の里という力士は前から感じていたのだが、いわゆる「ノミの心臓」である。何かのきっかけで、心臓がきゅっと縮んでしまうと、あとは全てが上の空で、相撲力が失われて負けてしまう。
 まずいことに初日の相手が小結貴景勝である。親方の貴乃花が自分勝手な振る舞いから部屋を潰すことになり、貴景勝は千賀ノ浦部屋に貰われて行った。兎に角、新しい部屋の部屋頭になって、存在感を増そうと意気に燃えている。相手は横綱だから負けて元々、思い切ってぶつかって行くだろう。稀勢の里にとっては最も苦手とするタイプである。
 これで横綱が不様に押し出されたり四つん這いにさせられたりすると、九州場所はまたまたデタラメな場所になってしまう。そんなことにならずに、稀勢の里が勝ち進み、ゆったりとした大相撲の流れができて欲しいと思うのだが、どうも悪い方の流れになりそうな予感がする。
  荒れさうな九州場所よ河豚汁
posted by 水牛 at 00:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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