2019年06月08日

俳句日記 (496)


水牛洞謹製梅酒・梅干(3)

 採った梅の実は仕分けしなければいけない。まずは虫食いや傷のついたものをはねる。丁寧に採ったから傷物は少ないが、農薬をかけていないせいで虫食いが結構ある。アブラムシのついたのは果皮が黒っぽいシミになっている。これは品質には問題無いが、見てくれが悪いから梅干にはならない。実の中に入り込んで食害する虫もいる。これが入り込んだ実には果皮にヤニが浮いているから分かる。こういうのを捨てながら、大粒の梅干用と小粒や形の良くないのを梅酒用に分けて行く。その結果梅干用が13キロ、梅酒用が6キロ、廃棄処分が1キロだった。これに、我が家でしぶとく実った2キロがある。これは大粒の純良品である。都合、令和元年漬け込み量は梅干15キロ、梅酒6キロの合計21キロということになった。
 梅干用のは一昼夜水に浸けてアク抜きをする。梅酒用は洗って大笊に広げて一日乾かす。
 準備万端整って、いよいよ漬け込み開始。まずは梅干。梅5キロを漬けられる大きなホーロー桶を三個並べ、それぞれに梅を入れては塩をまぶし、また梅を入れては塩をかぶせ、梅5キロに対して2キロの塩を入れ、陶器の押し蓋をのせて、脇から焼酎をお玉杓子で二杯注ぎ入れる。カビが生えませんようにとのお呪いと、梅酢がよく上がるようにとの呼び水である。そして6キロと2キロの重石を載せた。次に梅酒。梅酒漬け用の大きなガラス瓶を二個用意し、それぞれに3キロの梅の実と2キロの氷砂糖を交互に入れ、35度焼酎二升(3.6リットル)を注ぎ込む。
 あとは梅干は明日か明後日、一旦全て取り出して漬け直す「漬け返し」をし、二週間後くらいに塩揉みしてアク抜きした赤紫蘇を入れる。そして七月下旬に漬かった梅を土用干しする。これが第二の山場となる。梅酒の方は殆ど手間要らずで、時々瓶を揺するだけでいい。
 昨七日から地元の洲崎神社の例大祭が始まり、町には祭り囃子が流れている。一家の健康と梅干梅酒がうまく漬かりますようにとお参りに行ってきた。

  梅漬けて氏神祭へ参りけり     酒呑洞 水牛
posted by 水牛 at 23:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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