2020年09月14日

俳句にならない日記 (33)


お先真っ暗

 予想はしていたが14日に自民党総裁に選ばれた菅義偉(すが・よしひで)という人物は矮小な人物のようである。その風貌体躯を言うのではなく、人間の大きさ、考え方が矮小だというのである。
 なんと、総裁選出後の第一声が「国民の皆さんのために働く内閣を作る」というのである。それじゃこれまでの内閣は何だったのかということになる。人の片言隻句を捉えて揚げ足を取るのは卑しい行為だが、この演説にはヤジを飛ばしたくなる。自民党総裁イコール内閣総理大臣なのだから、その第一声ともなれば、自分でもよく練り直したであろうし、お付きの連中が再三練った案文であるに違いない。それがこれである。
 その上、一から十まで「安倍総理の」おやりになったことをなぞっていくと言う。国民はアベノミクスの破綻をはじめとして、安倍政権の失政にノーを突きつけていたのである。にもかかわらずそういうことを平気で言うのは余程の魂胆があるのだろう。二階という己を利する事のみに汲々たる人物を幹事長に据え置き、安倍政権の癌ともいうべき麻生某を「かけがえのない人物」として副総理に据え置く。「国民のために働かなかった」政権の中枢をそのまま押し戴くというのである。これはどう見ても何らかの魂胆がひそんでいる。
 とにもかくにも棚ぼた式に総理総裁の座に座ることができた。対抗馬が石破、岸田というどうにもしょうがない人物だったが故に、党内大多数が雪崩を打つように票を入れてくれてトップの座を射止めたが、元々、何の地盤血縁も無く、時の勢いでのし上がった地位であることは自分自身が一番よく知っている。
 取り敢えずは「安倍路線継承」を唱え、麻生、二階を据え置き、内閣には各派閥均衡の顔ぶれを揃えて、そっと出で立つ。そして、機を見て解散総選挙、であろう。年内総選挙であれば、菅自民党は圧勝する。そして本格的な菅政権が出来ると、安倍政権以上の“金の亡者政治”がまかり通る世の中になりそうだ。これは確たる証拠があっての予測ではないのだが、GoToキャンペーンを強引に進める手法、カジノ・リゾート推進策など、官房長官時代から見え隠れしていた、この人の“黄金色に惹かれる”姿勢からの危惧である。  (2020.09.14.)
posted by 水牛 at 22:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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